パリ5区(quai de la Tournelle)のブロカント | 2019/07

2ヶ月ぶりの5区セーヌ川沿いのブロカント。

ノートルダム大聖堂の改修工事用の足場組みが進んでいる様子を見やりつつ、河岸へ降りる。

たまに買い物をする男性のスタンドで、第二帝政様式のペンダントトップを見つけた。チェーンを通すための輪が少しつぶれている以外には傷もなく、良い状態だ。


ヴィンテージ服ディーラーLのところでは、黒いレースのブラウスを。

レースのデザインと仕立て方の感じから、1900年から1910年あたりのものかな、とLは言う。

ウエスト部分に入っているゴムは、直前の持ち主が付けたのだろうな。

このブラウスだけ買って帰ろうと思ったのだけれど、Lが撮影中だったシャツの絵がめちゃくちゃ良くて、着てみたらサイズもぴったりだったので買った。

レーヨン製のシャツで、背中に虎の絵のプリントがある。

前面の胸ポケットにも虎がいて、

この善良そうなお顔を見たら、もう離れられなかった。肌触りも最高にいい。
今年はなんだかアロハシャツばっかり気になって買っているな。


別のスタンドで見つけた、おそらくフランス軍(ボタンから察するに)のナイロン地パンツ。1990年代とか、そのあたりのものかな。

ひどい雨の日もこれさえ履けばガンガン歩ける。

スカート2点は秋の神戸でのポップアップストア用の仕入れ。どっちも膝下ミディ丈でかっこいい。