1年ぶりの12区。
そういえば去年は、イヤリングを買ったんだった。
紙ものスタンドのDのところで、狙っていた品物を買えた。
1889年パリ万国博の会場見取り図。
パリのエッフェル塔は、この万国博に間に合わせるために作られたのだ。
会場の入場門として公式にデビューしたので、万博の来場者は「鉄の貴婦人」のスカートの下をくぐって展示を見に行った。
シャン・ドゥ・マルスの遊歩道の様子。
当時はかなりアール・ヌーヴォーなデザインだったのだな。
これが現在のシャン・ドゥ・マルス。
エッフェル塔の足元あたりの様子は、今でもあまり変わっていないようだ。
会場図で、セーヌ川から一番遠い内陸側の「その他」エリアに、
(右端に見えるSeineの文字は、もう1つ別の図の一部)
あった、日本パヴィリオンが!
セルビアとシャム(今のタイ王国)に挟まれた、ノルウェーの後ろ側。
この万国博で、久保田 米僊(くぼた べいせん)という日本画家が、金賞を受賞。彼がギメ東洋美術館に寄贈したという「年中行事絵巻」は、まだ当所に展示されているのだろうか。