アンティーク好きが集う、パリ4区のかわいいお店。
この辺りで用事があれば必ず立ち寄ることにしている。
店内奥の小物がぎっしり集まるコーナーで、昔の商店で使われていた品目札を見つけた。300枚ほどもあった店頭品をすべて見て、好きなものだけを厳選した。
小さい四角い吹き出し型の札は、チーズ屋のもの。
ミモレット、ライヨール、ボーフォール、ラクレット、ピコドンなど、自分が好きで、かつパリでも入手しやすいものを選んだ。こんど家に誰かを招待する機会に、該当するチーズを用意して使おう。
Le Vrai Basqueというのは売っているのを見たことはないのだが、バスクが好きなのでとりあえず買っておいた。オッソー・イラティとかプチ・バスクとかを買ってきて、それらしく挿すのはありかも。
大きい細長い方は、アイスクリーム屋のフレーバーの札だと思う。
ピスタチオ、プラリネ、ノワゼット(ヘーゼルナッツ)、シトロン(レモン)、キャラメルなど。
この赤い大文字のCが良い。いかにも甘くておいしそうで、子供時代の楽しい思い出を彩るのに、ふさわしいデザイン。
1950年から1970年くらいのものかな。この札がはまっていたであろう、横長8角形の枠も見つかると最高なのに。