ブロカントにハマったきっかけ

ブロカントの世界に私を引き込んだ友人のひとり、Yさん。

夏の初めにパリ3区のブロカントを一緒に回った時には、彼女の知識の豊富さにびっくり。猛暑の中、喉の渇きも時間の経つのも忘れるほど熱中して、脚が棒になるまで歩いた。

そういえば彼女の家には、古くて素敵なものがたくさんあったような…(つい最近まで、あまり意識していなかった)

このブロカントの数日後に彼女の家で集まったときに、改めて彼女のコレクションをじっくり見る機会が。

まずは、バルセロナに引っ越したばかりのMさんがお土産に持って来てくれた、高級イベリコハム(器は古くはない)。口の中ですっと融ける、素晴らしいお味。たったひと口で私の生ハム人生を塗り替えてしまった、衝撃のハム。

ここからが彼女のコレクションの一部。
模様がいびつに描かれているのが、古いものならではの魅力。
載っているお料理は、前菜の「白身魚とセロリのマリネ」。

花のサイズや葉のデザインが、とぼけていてかわいい皿。
主菜のPetit saléとレンズ豆の煮込み。

楕円型の皿は意外に使いやすく、どんな時にも活躍するそう。