毎年記録しているので、かなり遅いことは承知で覚え書き。
すっかりクリスマス専用になっている、1875年製のGienのアザミ模様の皿。
Burrataチーズにパルマの生ハムを載せ、トリュフ入りオリーブオイルをかけただけ。簡単で文句なく美味しいので、最近ではイベント毎に登場している。
毎年のクリスマスの定番、ホタテ貝柱とフォアグラとコリアンダーのサモサ。ちょっと目を離したら香ばしく焼けすぎた。マンゴーチャツネをつけて食べる。
メインは牛肉。柔らかいCœur de Rumsteakを低温でゆっくり焼き、しっかり休ませたもの。
招待客のT氏(夫の同僚であり友人)より、焼き加減が完璧だとの言葉をもらった。つけ合わせ用にPicardで買ったピュレは、根セロリとジャガイモを半々で混ぜたらいい感じになった。それと、蒸しカリフラワーも準備した。
チーズいろいろ。T氏の故郷の土地、カンタルのSalersと、クリスマス熟成コンテ(画像)、黒トリュフ入りブリーなどを購入。Cul noirの大皿に盛る。
デザートはHugo & Victorの、Pétale de pamplemousse(グレープフルーツの花びら)という名のビュッシュ・ドゥ・ノエル。すばらしく美味しかった、さすが果物の魔術師と呼ばれる天才の仕事。
グレープフルーツ、パッションフルーツ、生姜などが複雑に組み合わさって、私の貧弱な語彙ではとうてい表現できない味。
「神々しいくらい美しい人い会ってすっかり見とれてしまったけれど、どんな風に美しかったのかをいざ他人に説明しようとすると、細部の印象が思い出せなくて困る」みたいな感じ。ケーキというより、宇宙とか哲学とか美学とか科学とか、そういう類いのスケール感。
2 Comments
遅くても良いです。。
アップしてくれてありがとう!と言いたいくらい
美味しそうなものばかり。。
フランスに住みたい!
Coeurさん
読んでくださってありがとうございます!おかげで元気が出ます!