楽しいデュッセルドルフの旅も、あっという間に最終日。
毎月第2日曜日に開催の蚤の市Grossmarktへ。
早起きして、まだ涼しいうちに到着する。
噂には聞いていたものの、この蚤の市のレベルの高さにびっくり。
普段は食品卸市場だという広い会場。隅から隅まで私好みの品ぞろえのスタンドが埋め尽くしていて、端から順番に回っているつもりでも、だんだん混乱してくる。
商品の状態は完璧。汚れや欠けのある品は見かけず、それどころか、新品で箱入り未使用状態のものも多い。そして価格が安い。パリの相場に慣れている身には衝撃的な安さで、値切る気も起こらない。傷のない新品だと、値切る理由も見つからないし。
実は値切るのが苦手で、今までの蚤の市では売り主の言い値を素直に聞いていた私。Mさんを手本に、値切り交渉に挑戦。やってみたら面白いもので、「片言の英語で希望の値を言いつつニコっと首を傾げる」という妙な交渉スタイルを完成。
戦利品はこちら。
ずっと欲しかったバターケース。やっと気に入ったものが見つかって満足。
こういう蓋つきのガラス製容器は、薬味を入れたり漬け物を入れたりするのに便利。
少し大きくてステンレス製の受け皿つきのガラス容器も見つけ、そちらも購入。
後で調べて、Richard Süßmuthというデザイナーのものだと知る。
しずく型の黄色の小皿はローゼンタール
メリタの長方形のお皿は形ちがいで2枚ずつ
WMFのステンレスの長皿は、何に使おうか検討中。
「こんなところで出会うとは!」と思わず叫びそうになった、まさに理想の形・大きさ・木目のボウル。
煙草も吸わないのに買ってしまった、ハリネズミの灰皿。
Walter Bosse風の、おそらくコピー品(私には見分け方がわからない)?
本来は6匹セットの、小さい3匹だけが売られていた。
マスタードと塩コショウを荷台に載せる勤労ロバ。踏ん張り具合にグッとくる。
美しい青色の、ガラス製の一輪挿し。
これだけ買って、なんと50ユーロでお釣りが。
最後の方は、5ユーロと聞くと高いと感じるくらい、たった数時間で金銭感覚に異常をきたす。毎月通いたい… せめて2ヶ月に1度は行きたい。
Mさん、いろいろ本当にありがとう!涼しい車であちこち連れて行ってもらって、旦那様にも大感謝!
デュッセルドルフで買った、ブロカント以外のものは、
ワニの石鹸
エッフェル塔の形のクッキー型
ミニチュアの庭カゴ
木製のおもちゃ
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