4月21日に行った、パリ11区のブロカント。
この日も夫がついて来た。どうやら、暖かくなると外に出たくなるらしい。
船のイラストの台紙つきの貝ボタンと、面白い紙ものを色々と発掘。
19世紀末から20世紀初頭ごろのショップカードと、世界最古のデパートLe Bon Marchéのハガキ。
絵の雰囲気が似ているので全部同じ店のカードかと思ったら、アンジェのデパート、靴屋、トロワの下着&服飾小物店、パリの仕立て屋(アンジェに支店あり)と、地方も職種もさまざまだった。4-5頭身にデフォルメされた人物が可愛い。
中央のカードの絵が特に面白くて、レストランのサービス係が「ちょっと、ここで寝ないで下さい!」と客に言っている。続き物のシリーズのようで、他にも「会計をごまかしたい客の無理やりな言いわけ」などがあった(絵がイマイチだったので買わず)。
1930年代後半の、フランス国鉄SNCFの列車座席の灰皿(このデザインのロゴの制定は1938年)。
1970年代に活躍していた女性アーティストによるリトグラフ。
Epreuve d’artisteの記載があるので、作家蔵の試し刷り作品。66x50cmという、市販の額には半端なサイズ。これは額を特注するしかないか。
もう1枚、別のアーティストによる1980年代の木版画も購入。数枚あった作品の中でも、ダントツに良かった。
他の作品では人物像だと明快にわかるのに、これだけかなり抽象化されていて面白いので選んだ。65cm角という珍しいサイズ。
2 Comments
20年代のSNCF の灰皿イイですね!
私も、ブロカント、 vide-grenier 巡りが結構好きで、時々ブログ拝見させて貰ってます。
明日から、3日間ストラスブールに行くのですが、もしブロカントブティック等ご存知でしたら教えて下さい。土曜日の vide-grenierは調べています。
宜しくお願いします。
Nominobuさん
こんにちは。時々読んで頂いているとは、うれしいです!
ストラスブール、実はまだ行ったことが無いんですよ… 今年こそは旅したいと思っているのですが。
お役に立てず、ごめんなさい。
お天気に恵まれた楽しい旅行になりますように!