3月最後の土曜日に行った、パリ西郊外の町、Saint-Cloudのブロカント。
ここは去年も行って楽しかったので、期待値大で参戦。
この日は銀色の日!
1番奥の丸い大きめのスプーンは、大皿料理からクリームソースを取り分けるスプーン。柄は、かっちりした直線的なデザイン。
花形の輪郭をしたスプーンは、初めて見る形。
イチゴ用スプーン(あるらしいのだ、フランスにはイチゴ専用のスプーンという代物が!)に似ているものの、少し小さすぎるような、匙部分に装飾がなさすぎるような… 売り主の男性に訊いても、用途は不明である。
中央の平たい2本は、魚料理を食べる時のスプーン兼ナイフ。
右奥寄りの3本は、このブログで何度も登場している、半熟卵用スプーン。
買ったのは手前の1本だけ、奥の2本はオマケにくれた。卵スプーン愛好者ということが伝わったらしい…(全て同じ男性から購入。コレクターだったのかな)
1番手前のティースプーン2本は、最近ずっと探していた形。Christofle製。
「162」と彫られた銀メッキのコップは、豪華客船の客室やホテルの「162号室」で使われていたものかな、と想像している。うちの歯磨き用コップにする。
貨幣のような金属チップは、L’Union Commercialという販売網が発行したbon、いわゆる買い物ポイント。20サンチーム、50サンチーム、1フラン、2フランの4種類。売り主の女性の祖母の代のものだと言うので、19世紀末のポイントカード?!
このbonに紐を通してペンダントにしたら、かわいいんじゃないかと思う。
専用ケース入りのペン先、1920年頃のもの。
クルミ割り。
刻印はないものの、銀メッキ製だろう、と売り主の女性。昔の銀製品には、必ずしも刻印がついているわけではないそうで。
クルミの他、ヘーゼルナッツや他の小さな木の実を割ることが出来るように、3サイズ対応。相当迷ったあげく、買わずに1度は立ち去ったのだが、気になりすぎて、10分もしないうちに早足で戻った。
柄の部分の花模様も優雅で、見ていて飽きない、素敵な道具。
丸いアルミ缶。開けると蓋の裏側に、何やら入れ子状のものが。
プラスチック製でこういうのを見たことがある、ルルドの泉の土産物店で!
アルミ製の折り畳みコップなのだ。これで、いつでもどこでも水を飲める。