強い日差しと風で、目を開けているのがつらいような午後に行って来た、パリ20区。
いつにも増して古着だらけのバザー状態な上に大混雑。
特に買いたい物はなさそうだと思っていたら、プロっぽい趣味のいい品ぞろえのスタンドを発見。
店番らしき男性に値段を訊いたら、どこからか女性がやって来て対応をしてくれた。日本人女性だったように思うので、コレクションの一部を手放していたのかも知れない。
パリでアジア人を見たらまずフランス語で話す習慣(確信を持って日本語で話しかけた時に限って、相手が韓国人だったりタイ人だったり、フランス生まれの中国人だったりして何度も気まずい思いをしている)なので、そのままフランス語での会話になってしまった。でもきっと日本人だったのだと思う…
Créil & Montereauの白無地のデザート皿。
1840年から1876年の刻印のものと、1876年から1884年の刻印のものが混在。
陶製のヘラと、注ぎ口つきのグラス。
病院の検尿グラスには必ず目盛りがついているので、これはちがうと思う。
本当はなんなのか気になる。
コツコツと集めている18世紀の真鍮製スプーン。
使い込まれて柄が短くなっていて、頭でっかちでユーモラスな形。
これで合計何本かなと数えてみたら、12本になっていた。
柄に印の刻まれたタイプは初めて買った。