11月20日の日曜日、パリを南へ約45kmの町(村?)、Fontenay-le-Vicomteへ。
RERのD線に乗って50分の旅。目的地の駅に近づくにつれ、どんどん深くなる霧…
Ballancourt駅で降りたのは、私の他にはたった1人。10メートル先までの視界しかない中、湿る地図を片手にずんずん歩く。
15分ほどで、少し広い車道に出る。視界が良くなって来た気がするけれど、誰もいない。
歩けど歩けど、両側には見渡す限りの農地。相変わらず誰もいない。
やっとブロカントの会場に到着。単調な車道を45分、歩き切った!
後ろを振り向けば、お城が。残念ながら開いていなかったので、見学は叶わず。
9世紀頃からある古い町らしく、見るからに古そうな教会や農家の建物が素敵だった。端から端まで歩いても10分くらいという、超ミニサイズの町。
ATMくらいあるだろうと思っていたら大まちがい、ATMはおろか、郵便局もスーパーもなし。ブロカントの規模も小さくて、ものの20分ほどで制覇してしまった…(パリから片道95分もかけて来たのに)
ここでの収穫は、半熟卵用スプーンを2本。
ようやく日がのぼり、霧が薄まってきた(ような気がする)中、復路の45分をまた、黙々と歩くのだった…
駅近くで見つけた、蜘蛛の巣に朝露。
3 Comments
すごい『旅』ですね!森のような景色の中のブロカント~そういう小さい町(村)で行われている事もすごい!(そしてすごい歴史ですね!)スプーンきれいです。そして「あら?シャンデリア?クリスマスとかのリース?」って思っちゃいました!クモの巣!!!
美しい☆ナイスショットです~♪
長かったです、徒歩が。一緒にお喋りしながらだとどんなにか楽しかったかと…
郵便局もない規模の村は、今までにもあまりなかったですね。
蜘蛛の巣は、霧の朝に頑張って遠出したご褒美だと思いました~♪