パリ12区(Av. Ledru Rollin)のブロカント | 2011/11

しつこく3連休の話、これで最後。

Ballancourtいうパリ南郊外の町に行こうかと考え、地図まで用意したものの、駅から30分も歩く気がしない。午前中は家でダラダラ過ごし、午後からパリ12区のブロカントへ。

手のひらサイズの極小哺乳瓶を2つ購入。
細長いタイプはいくつか持っているのだけれど、高さ11cmというサイズは初めて。

手前の、湯たんぽみたいな形のも哺乳瓶らしい。小さすぎやしないか?

ラベルつきの細長い瓶は香水かと思ったら、L’eau de Mélisse(オー・ドゥ・メリッス、又はL’eau de Carmesとも言う)という400年の伝統を持つ民間薬だった。

サイトのトップページに出てくるイラストの中に、ブロカントで買ったのと同じ瓶を発見して、思わず興奮!

14種の薬効ハーブと9種のスパイスで作られたこのメリッス水は、ストレス・車酔い・胃もたれ・疲労感・夏バテなどに効用あり。ハーブティーに数滴混ぜたり、角砂糖にひたしたりして服用する。今度、薬局で探してみよう。

エチケットの文字も、古めかしくて素敵だ。

親指の頭ほどの大きさの、鉄のオブジェ。
見た瞬間に、これは「ブーツの極小ボタン留め具」だ!とピンと来たのだけれど、閉じた状態から全く動かず。

何に使う道具なのか、売り主の女性にもわからないとのことで、謎のままに購入。

帰宅後、まずはサビ取り剤に浸して綺麗にして、改めて触ってみると…

おっと、開いた!やっぱりブーツのボタン留め具、携帯用でしょう!
サビついて開かなくなっていただけなのだ。

「折りたためる」という機能にも私は弱い。ただの「物」が関節を得ることによって、にわかに人間味を帯びるような気がするのだ。

ブロカントの後は、ブログとツイッターの縁で知り合ったTさんと初対面。
バスティーユのカフェで、ブロカント話に花を咲かせた。

この3連休中、2人とも同じブロカントに時間差で訪れていたことが判明。
さらに、昔の職場が隣同士だったりという不思議な縁も… 初めて会ったとは思えないほど打ち解けて、ワインを片手に長々とおしゃべり、楽しかった!

5 Comments

こんにちは
毎回楽しみに読ませて頂いてます
ブーツの留め具。この折りたたみ。
素敵というか実用的で良い!!
折り畳めないタイプをどうやって持ち歩こうか??しかも、引っ掛けてしまう!!という難題が冬場はのしかかっているので、これをみて『なるほどなるほど』と、妙に納得してしまいました。だれか作ってくれないかな~という私の願望です。

こんにちは!嬉しいコメント、ありがとうございます。
ブーツ留め具、小さいし単純な作りなのに、ちゃんと安全に持ち歩けるようになっているので、妙に感心してしまいました。昔の道具から得られるヒントはまだまだありそうです…
再び錆びて動かなくなったりしないように、時々準備体操をさせる事にします(*^-^)

あらためまして、ホントに私のラブコールに答えて頂き(笑)楽しい時間をありがとうございました♪品々を見て再度『あ~うんうん♡』ブロカントの事、おいしいワインと楽しい会話を思い出します。はぁ。毎月行きたいです;;;またお会い出来る日を楽しみにしております!これからもブログ楽しみに拝見させて頂きます~♪

こちらこそ、お会いできてほんとうに嬉しいです!ブロカントで出会う長生きのオブジェ達のように、末永くご縁が続くのを楽しみにしています♪私も、ブログを楽しみに読ませていただきますね!

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