先週の日曜日に行った、パリ南南東郊外の町、Villeneuve-Saint-Georges。
7月に訪れた時よりも駅に近い場所での開催、しかも「メガ・ブロカント」とうたわれていたので、期待値メガで参戦。パリのGare de Lyon駅からRERのD線に乗り、15分ほどで到着。
とにかく風の強い日で、目を開けているのが難しい。
道が複雑に入り組んでいて、端から順番に制覇とはいかず、同じ道を何度も行き来した。
変わった形のラヴィエ(オードヴル皿)、K&G Lunévilleの刻印。
アルミ製のレードル。
アルミ製の卵立て。売り主の65歳女性の祖母の代のもので、19世紀末の品。
Vichyの缶とキーホルダー。
お菓子の型を2つ。左側のは極小サイズで特に可愛い。おそらく、ままごと用。
ミルクピッチャーは19世紀末のもの、刻印の解読不能。
19世紀末のGien製、たる形のマスタード入れ。マスタードを使い切ったらコーヒーカップとして使えるように、ハンドルがついている。
Vichy飴の缶を手に取った時、売り主の女性が「何が入ってると思う?開けてみて!」と言うので開けてみたら、こうなっていた。なんて夢のある売り方なんだ… キュンときた。
そして、打ち止めと言いつつ再び買った、Enzo Mariの鍋。
今回のは、黄緑色のフォンデュ用。
見つけると発作的に買ってしまう、Danoneのヨーグルト瓶。
茶色のボトル、これは色ちがいのをすでに持っている。
この前の4月に緑色のボトルを買った時には、その用途が全く分からず、「ワイン用カラフ?」などと勝手に想像していた。なんと、仔羊用の哺乳瓶だそうです!
家畜の赤ちゃん用と聞けば納得の、重さ大きさ。このたび見つけた茶色い瓶には「1939年にナントカ賞を受賞」というシールの残骸があり、大まかな製造年も判明。
木製の匙。
9月にBeynesで買ったのが、手前の小さい方。この日に買ったのが、奥の大きい方。
これも用途不明だったのだけれど、農家で鶏に餌をやるために使われたPelle de ferme(農家のスコップ)だと教わった。
それにしてもこの2つのスコップの姿は酷似している、もしかしたら同じ人によって作られたものかも、と思うほど。
直径も高さも22cm、持ち帰るのが大変だった超大物。
Dijonにあるマスタード博物館に展示のものと、同じ容器らしい。19世紀末のLunéville窯製。
MOUTARDEという堂々たる文字列を見て、発作的に欲しくなった。
これを、味噌カメとして使いたいと思っている… 現在手作り味噌に挑戦中で、キュ・ノワールとかDigoinの器とかアルザスのシュークルート用容器に分けて寝かせているので、ひとつにまとめたいのだ。
2 Comments
流石です~。
心くすぐるものばかり♡
オードヴル皿の形見た事無いです!
アルミのお玉もかわいい!お鍋も見た事無いわ;
持ち手の形くすぐられます。
もちろん『MOUTARDE』状態もきれいですね~。
見て読んで楽しいです♪
ありがとうございます~!
アルミのお玉も最近はなかなか見つからないです。あってもばかに大きかったりして…
マスタードの瓶、あのカフェで興奮して語ったアレです。