ここ数日で急に冷え込み、すっかり秋に突入した感のあるパリ。
先週の日曜日。
スタンド数2000という前触れのメガ級ブロカントに行こうと、朝からウキウキHouilles-Carrières-sur-Seineまで遠征。
到着後の数分で、「なんか、かなりちがう感じ… 子供用の古着しか売られていない」と悟り、さっさと駅に引き返した。別のブロカントで近い所はないかと検索し、同じ沿線のCroissy-sur-Seineに向かう。
去年も来た場所なので、駅からの道は熟知のつもり… が、意外と覚えていないものだ。おまけに、頼りにしていた駅前の地図看板が消えている!
最初はここに来る予定じゃなかったので当然のごとく地図を持っておらず、携帯電話の電波が弱くてネットも使えず。うろうろ遠回りを経て、なんとか到着。
口が広がった形のジャム瓶を、2つも見つけた。
リネン製ふきん… に、なる前の布地。手提げカバンくらいなら作れそうな大きさ。
花模様が手描きされた、DigoinのMary-Louシリーズのカップ。
ソーサーが無いのが残念だけど、青か赤紫色の無地のソーサーを合わせてもいい。
アルミの穴あき容器はfaisselle(フェセル。乳酸菌抜きのヨーグルトとも言える、フレッシュチーズ)を作る型ではないかと、売り主の女性。
豆腐の水切りに使うか、はたまた植木鉢のように使えるか… こういう「用途が未知数」な道具の使い道を、勝手にあれこれ見立てるのも楽しい。
なんともめずらしい、ドラゴン(?)の模様のデザート皿。
中央に釉掛け前の窯キズがあり、そこが少し凹んでいるのがまたチャーミング。
来年は辰年だな、なんて考えながら連れ帰る。