好天に恵まれた土曜日、朝からパリ13区のブロカントへ。
駅を出て、まちがった方角にスタスタ行ってしまったことに、途中で気づく。
着いたとたんに視界に飛び込んできた、謎の意匠のロッキングチェア。
両脇に相撲取りって。
小規模なブロカントだったけれど、1時間ほど滞在して面白い物を発掘。
続いて、パリ20区のMénilmontant駅周辺のブロカントに移動。
ブロカントは期待外れだったものの、面白い場所を発見した。
昔のパリの環状線路のあと。若者がピクニックしたり、人々が散歩していたりという、緑いっぱいの廃線ゾーン。
スタンドに自然になじむ、カフェのテラス席。
ニンニクの香ばしいにおいに思わずお腹が鳴る。
Belleville駅まで歩いてヴェトナム風サンドイッチ(バゲットに甘辛い肉と人参千切りサラダとコリアンダーと唐辛子がはさまれたもの)を買い、Saint-Martin運河まで移動して、運河沿いで昼食。鴨が寄ってきて、パン屑を狙っている。
昼食後は16区へ。
道中、こんなものを見かけた。
奥側面の壁が抜けたプレハブの小部屋が、クレーンで吊られている。
この中に作業員が2-3名入った状態で建物に密着し、外壁を水圧で掃除する仕組みのよう。向かって右側の壁面は、掃除済みで白くなっているのがわかる。
このブロカントでは、先週買わなかったのを後悔したポストカードに再会し、先々週にも見たおいしいカレー屋台に遭遇(もちろん夕食用のカレーを調達)。
復活祭のバカンス中のせいか人も少なく、ゆっくり楽しめた。