古いポストカードが最近、気になる。
ブロカントの度に、必ずハガキ売りの業者を探している。
数年間のパリ滞在を終え、明日の飛行機で日本へ帰国するCさんとMさん(便はちがえど同じ日に経つことになるとは、さすが仲良しの縁)。
かさばらないもので、何か思い出になるような餞別を贈ろうとYさんと話し合い、エッフェル塔型の銀製ペンダントヘッドを準備していた。
そこに、彼女達が住んでいたエリアのポストカードを、私の思いつきで追加。
Cさん宅のすぐ近くだったSaint-Sulpice教会。
1906年の日付、裏面には美しい筆記体で書かれた、短い便りが。
100年以上前とはいえ、特に現在の姿と変わらないのがパリらしい。左の方に修復工事の足場があるのも、今と同じ。
Mさん宅の近くだったRépublique広場界隈。ここでも何も変わっていない。