友人Aさんと行く予定だったビストロに着くと、すでに満席と言われた木曜日。
もう1ヶ所、Aさんが気になっているレストランが6区にあるというので、そこへ。
Fish La Boissonnerieという、海の幸のレストラン。
正午過ぎだったので、まだ空いていた。
このレストランは、道をはさんで斜め向かい側の有名サンドイッチ店Cosiの姉妹店である。よって、Cosiで焼きたての香ばしいパンが、レストランでサーブされる。モチモチしておいしいので食べすぎ注意。
前菜の、カリフラワーのリゾットにアンチョビのクランブル乗せ。
ていねいに作られていておいしい。
Aさんは牡蠣のヴィシソワーズ。味見させてもらったら、これまた良いお味… メイン料理への期待がふくらむ。
メルラン(Merlan タラ科の大衆魚)のフィレ、ハーブとレモン包み。
魚もホウレン草のソテーも、火の通り具合がすばらしい。
Aさんが選んだ、リュー(Lieu 同じくタラ科の大衆魚)のオーブン焼き、チョリソーのピュレ、ハーブとイカのピュレ添え。
辛いチョリソーのピュレ、というのが面白い。
緑色のハーブのピュレには、8mm角ほどに切ったイカが隠れている。
リューの身は、メルランほどもろくなく、皮が香ばしい。
デザートに、コーヒー風味のクリーム・ブリュレ。
デザートの選択肢は少ない。
おいしいパンの食べすぎにさえ気をつければ、ちょうどいい量のランチだ。
昼のコースは3品セットで26,50ユーロ。肉料理も、ヴィーガン料理もある。
12,50ユーロのランチメニューの方は、グリーンサラダとパスタのみ。
グラスワインは5ユーロ台から、料理にあったものを勧めてくれる。
人気サンドイッチ店Cosiの他、La Dernière Goutteというワイン店も同系列。レストランで飲んだワインが気に入ったら、そこで買えるということだ。
Fish La Boissonnerie
69 rue de Seine, 75006 Paris