去年の夏から花を咲かせ始めた、うちの薔薇。
元はパリ6区のAu nom de la roseで買った1輪の切り花で、2年の沈黙ののちに開花したことは、すでに書いたとおり。
冬至すぎあたりから、鮮やかな緑色の茎がみるみる伸びて、小正月のころには極小サイズのつぼみを発見。ところが、葉の色が悪くて枯れるのが早い。
不審に思って観察すると、アブラムシに似た小さな虫がたくさんいるのに気づいた(チャタテムシというのか?)。
セロテープを使って虫を駆除すると、たちまち元気を取り戻した様子で開花!
1週間前から徐々に開きつづけていて、半径3mほどに素晴らしい香りがただよう。こんな真冬に、そして水しか摂っていないのに、堂々と美しい。