パリ18区(Pl. des Abbesses)のブロカント | 2024/06

やっと仕事のゴールが見えたので、溜まったブログを書いていくぞ。

ひと月ぶりにモンマルトルを再訪した。前回とはちがう業者の仕切るブロカントが目当て。

うっすらと晴れ間を期待して出かけたものの、駅を出たらすぐに降り始め、そのあとずっと雨だった。ほんとにずーーーっと雨、しかもけっこうなザーザー降り。

友人たち5人の顔を見たらさっさと帰ろう… まずは陽気なCとFのスタンドへ。

Fに会うと「サイズいくつだっけ?」と唐突に聞かれる。Montanaのいいパンツを仕入れたというので見せてもらうと、なるほどめっちゃいいウール地である。

わりと高価だったので、「他を見て何も買わなかったら戻ってきてこのパンツ買うね!」と言い残して先へ進んだ。


つぎに、そこから2-3軒となりにスタンドを構えていたEのところへ。

遠くオルレアンから来てはるばる出店しているのに、こんな雨になってしまって気の毒だ。

雨宿りさせてもらいつつしゃべっていたら、Eがスキューバダイビングのかなりの上級者だということを知る。今まで会えば服の話しかしてこなかったのだが、そんなスポーティな趣味があったとは。パリで知り合う服オタクには、スポーツ熱心なタイプはいないので新鮮。

5%くらい降りが弱まった(気がした)タイミングで、Eのスタンドを出た。じゃないと1日中いることになってしまう。

Jのヴィンテージ服スタンドと、Tの軍ものスタンドにささっと寄って挨拶し、振り出しに戻る。やっぱりあのモンタナは買っておくべきだ。メジャー計測上では私が履けるサイズのはず。はず!

超ハイウエストの超ワイドパンツ。帰宅してから試着して安堵(なんとかはけた!)

裾上げしなきゃと裏返して、異常に気づいた。これ、裏地が裾まで完全に一体化で袋縫いされているよ… しかもダブル裾。こんな高級仕立てのパンツは初めて入手した。

さてどこが「ひっくり返しポイント」だろう… と観察した結果、ファスナー脇だということが判明。ここだけ手縫いで閉じられている。こりゃ大手術になるぞ、コートの裏地を交換したとき以来の。

今はまだ手をつけられていないのだけれど、秋になったらがんばる。仕入れたFによると超長身ファッションモデルの持ち物だったそうで、20cmくらいカットすることになりそうである。