やっと仕事のゴールが見えたので、溜まったブログを書いていくぞ。
ひと月ぶりにモンマルトルを再訪した。前回とはちがう業者の仕切るブロカントが目当て。
うっすらと晴れ間を期待して出かけたものの、駅を出たらすぐに降り始め、そのあとずっと雨だった。ほんとにずーーーっと雨、しかもけっこうなザーザー降り。
友人たち5人の顔を見たらさっさと帰ろう… まずは陽気なCとFのスタンドへ。
Fに会うと「サイズいくつだっけ?」と唐突に聞かれる。Montanaのいいパンツを仕入れたというので見せてもらうと、なるほどめっちゃいいウール地である。
わりと高価だったので、「他を見て何も買わなかったら戻ってきてこのパンツ買うね!」と言い残して先へ進んだ。
つぎに、そこから2-3軒となりにスタンドを構えていたEのところへ。
遠くオルレアンから来てはるばる出店しているのに、こんな雨になってしまって気の毒だ。
雨宿りさせてもらいつつしゃべっていたら、Eがスキューバダイビングのかなりの上級者だということを知る。今まで会えば服の話しかしてこなかったのだが、そんなスポーティな趣味があったとは。パリで知り合う服オタクには、スポーツ熱心なタイプはいないので新鮮。
5%くらい降りが弱まった(気がした)タイミングで、Eのスタンドを出た。じゃないと1日中いることになってしまう。
Jのヴィンテージ服スタンドと、Tの軍ものスタンドにささっと寄って挨拶し、振り出しに戻る。やっぱりあのモンタナは買っておくべきだ。メジャー計測上では私が履けるサイズのはず。はず!
超ハイウエストの超ワイドパンツ。帰宅してから試着して安堵(なんとかはけた!)
裾上げしなきゃと裏返して、異常に気づいた。これ、裏地が裾まで完全に一体化で袋縫いされているよ… しかもダブル裾。こんな高級仕立てのパンツは初めて入手した。
さてどこが「ひっくり返しポイント」だろう… と観察した結果、ファスナー脇だということが判明。ここだけ手縫いで閉じられている。こりゃ大手術になるぞ、コートの裏地を交換したとき以来の。
今はまだ手をつけられていないのだけれど、秋になったらがんばる。仕入れたFによると超長身ファッションモデルの持ち物だったそうで、20cmくらいカットすることになりそうである。