航空ショー「Meeting aérien」| 2024

2022年にも2023年にも行った(2020年は非開催、2021年は夫だけ参加)のだが、ブログには書かなかった航空ショー。

今回ひさしぶりに書き残す気になったのはなぜかと言えば、AD-4N Skyraider のコックピットに乗ったからである!

この機体は航空ショーのレギュラーメンバー。すっかり見慣れて毎回ほぼ素通りしていたのだけれど、5ユーロでコックピットに乗る体験ができるという!すぐさま支払ってチケットを手に握り、列に並んだ。私の前には4名ほど。さっさと進むだろうと思いきや、飛行機オタクの中年男性がめちゃくちゃ長いこと粘るので、みんなだいぶ待たされた。

コックピットに入る前に、後部席に座る体験ができる。あまりに前述の飛行機オタク男性のコックピット占拠が長いもんだから、途中からこの体験順が逆になった。

後部席にはめちゃくちゃ小さい機窓があるだけで、この狭い暗いところに2名が座ってラジオ通信の任務を行なっていたのだとスタッフが説明してくれた。夜間のミッションに使われていた機体なので、たとえ大きな機窓があってもどのみち景色は見えない、とも。

1949年11月から現役だったっぽい。

ジャーン!これがコックピットの様子。ちなみに足元のペダルは遠すぎて、私の足の長さでは操縦できないことが判明したよね。

スタッフの男性が概要を説明してくれたあと、質問があれば答えてもらえる。「これは何に使うんですか?」とか色々聞いちゃった、黙るとすぐに降りなきゃいけない雰囲気になる気がしてつい。

ちなみに、体験料金の5ユーロは、この機体の修理に使われるのだそうだ。また飛べる日がやってくるのかもしれない。

もちろんジャンプスーツを着て行った。つい最近入手した、1979年のフランス軍パラシュート部隊用のもの。

恒例の機内食ごっこピクニック(コンコルドは本来はこの食器類じゃないんだけど、重いので1990年代のプラスチック製のにした)。鉄の塊を途中までエッサホイさと電車で運んでいる(※夫が)のだが、今回はだいぶ軽くできたと思う。

メニューは、ローストチキン(真空パック)、ズッキーニのプロヴァンス風煮込み(缶詰)、イベリコハム、チーズ、パン、チョコレートケーキ。全て食べる直前に現地で盛り付けてセッティングする。炎天下の車のトランクに3時間ほど置いておくので保冷剤を大量に同梱するのだが、それでもかなり溶ける。