日本に経つ直前に某オークションで「たまたま」見つけて「うっかり」買ってしまい、ヘタすると出発日までに間に合わないかも、というギリギリのタイミングで発送されたジャケット。
素人の出品物だったので覚悟はしていたが、梱包が色々とアレだった。半屋外の物置きに長らく転がっていた空き箱にそのままポンと入れてガムテープで閉じた、という感じ。まあこういうケースは初めてではない。
なによりも驚いたのは、商品が購入されたことに売り手本人が気づいていなかったということ。翌日に私からメッセージを送っていなかったら、完全に間に合わなかった。そのあと焦ってがんばって急いで配送してくれたから、細かいところには目をつぶろう。
さて、手元にやってきたのはYves Saint Laurentの2000年代のジャケット。
イタリア製だけれど、かなりまともでトム・フォードっぽくは見えないので、2005年から2012年までのステファノ・ピラーティが率いた時代のものと推定。2010年?上品でサラッとソツなくサンローラン型のジャケットである。
素材表示タグの裏側に見覚えのある糊の跡があるので、「ファミリーセールで買ったものの3回しか着なかった」みたいなことだろう。
いいジャケットって平置きで撮っちゃダメだよね、すっかり忘れてた。人間が着るとたちまちめっちゃかっこいいです。中の身体の形を瞬時に格上げしてくれる。
下には超ワイドパンツを合わせたい… のだが、冬物では持っていないのであった。