なんと2年半以上ぶりだった、13区のメトロ高架下のブロカント。そうか、パンデミック直前に訪れたのが最後だったんだ…
規模が小さいことが一目瞭然なので、ねっとりゆっくり見た。8月の最終週末で、みんな新学期の準備に忙しいのか、街は静か。
テーブルにゴチャっと物が散乱したあるスタンドで、赤いビニールケースが詰まれている。横に置かれたカードが気になりめくってみたら、「RUSH 15-20」という名の自転車競技(ツール・ド・フランス的な)カードゲームだ。1960年代の品物。
全部のカードがそろっているのかを確かめたくてしばらくじっと数えていたら、売り主がやってきて「そろってますよ」と言った。その情報を早く知りたかった、6個だけ買った。
遊び方ルールの印刷文字が小さくて読みづらいのでまだちゃんと理解していない。夫の従兄弟(自転車狂)に1個プレゼントして先に遊んでもらって、ルールを乞うのが早そうではある。
神妙な顔のこのイラストとか、Tシャツにしたら面白いのでは。
いつもならスルーするスタンドも全部じっくり見る。おや、あれはキュ・ノワールではないか?
こんな小さいサイズは珍しいのだ。ギリギリ1900年ごろの品物かな。
キュ・ノワールを買うのなんて何年ぶりか(調べたら4年ぶりだった)。愛着が湧きすぎないうちに販売しようと思う。