いよいよブロカントの選択肢が無くなってきて、5区のブロカントに行くことに。
この前に来たときは真冬だった。
紙ものディーラーDと感動の再会を果たす。Dが15区とか16区にばかり出店するので、数週間まったく会っていなかったのだ。
彼女のスタンドで、Musée Air Franceの閉館に伴い仕入れたというポスターシリーズの、新顔に遭遇。
当時のAir France航路と星座をレイヤーさせた、なんとも夢のある意匠だ。飛行機に乗ればこういう光景を見られるのでは、という気すらしてくる。だいぶ長いこと飛行機にはご無沙汰である。
首都パリのあたりでは航路が綺羅星のように輝いている。
デザインは19世紀生まれのLucien Boucherで、オリジナルは1938年から1939年に制作された。
下部にはAir Franceミュージアムのコレクションナンバー(なんだかフライトナンバーのようだ)も記載されていて、
1997年にオフセット印刷で複製された品物。
いいなーきれいだなーと呪文を繰り返し唱えていたら、夫が買ってくれることになった。たまにこういう魔法が叶う。
つい、自分の生まれ星座はどの国に当たっているのだろうと確かめたくなるもんだね。ハノイのあたりだった。
いつも趣味の良いおもちゃを扱っている老夫婦(?兄妹?)のスタンドへ。
パッケージに入ったままの人形用の靴下を見つけてその愛らしさに感嘆していると、売り主の男性が「あのテーブルの端の箱の中を見るといいよ」と言う。言われるがままに近づいてみると、なんとも可愛らしいサイズの手袋が!
1880年ごろの、お人形用の手袋。もうこのまま額装したいような、完璧なかわいさ。
サイズがわかるように鍵を入れて撮ってみた。
最後に、何度か見かけたことのあるスタンドで、木製のあるものを購入。これは贈り物にする予定なので、無事に先方に届いてから画像をつけて追記する… かもしれない。
追記 :