1月半ばの冬のセール開始日に合わせて、ヴィンテージ服ディーラーのAとJとJが合同セールをするというので、Jのブティックに行った。
あの小さな店でどうやって3人の品物を並べるのだろうと思ったら、格安品ボックスが設置されていて、半分はそこに入っている。なるほど。
私はこの直前に別のセールにも行っているし、特に何かを買うつもりもなくなんとなく2人と喋っていたら、1人の男性客がやってきた。仕事のために、ある特定の時期のバレンシアガを探しているという。お探しの品はそこには無かったのだけれど、途中から自分用の服の試着をし始めたりして、なんとなく空気が変わった。で、つられて私もなんか買いたくなる。実店舗の空間ってこういうことが起こるから面白いよね。
ラックの端の方に、ブルー系のきれいなウインドブレーカーがあるのに気づいて、試着してみた。
実は、12月にブロカントで見つけた白いウインドブレーカーを面白半分で着てみた夫がいたく気にいって、私から買い取ってしまったのだ。
代わりのウインドブレーカーが私には必要である。
売り主のAによれば、1990年代初期のものらしい。
裏地はこれまた鮮やかなセルリアンブルー。
タグのトップにドイツ語表記があるので、ドイツで生産していたのかな。縫製はめちゃくちゃ丁寧。
174cm用サイズは私には少し大きいものの、見た目にものすごい違和感があるっていう感じではない。
なによりも色を気にいってしまった。