ひと月半ほど前に行った、Germainというカフェ。
日本から出張で来ていた友人Hさんと一緒に。
斬新で奇抜なインテリアにしては、意外に落ち着く空間。テーブル同士の間隔が広く取られているからかな。
まだ12時を過ぎたばかりで、誰もいない。
つき出しのオリーブと、紙袋に入ってやってきたバゲット。
バターもおいしくて、ついつい食べ過ぎる。
前菜に2人で分けた、セップ茸のソテー。
極薄スライスでトッピングされた生のセップ茸の香りが、食欲を刺激する。
私がメインにとった、オーガニックのサーモンの蒸し焼き。
つけ合わせのジャガイモも、ソースもおいしい。
Hさんのメイン、イベリコ豚のソテー。つけ合わせはカボチャのピュレ。
小さい器に入っているのはたしか、piment d’espeletteというバスク名産の唐辛子を使った調味料だった。写真では、もみじおろしみたいに見える。
豚肉の焼いたのに柚子コショウをつけるのに似たセンスだ。
食後のコーヒーには、CHAPONのチョコレートがおまけについてきた。
ゆっくり話しているうちにあっという間に1時間半、店内は満席に。
評判どおり、オシャレな人が多い。
お会計を頼もうにも、なかなか担当のサービス係の人がつかまらない、待っているうちに14時に。フランスの外食では、急いでいてはいけない。