5ヶ月ぶりの5区のブロカント。気のせいか、夏の間は左岸でのブロカントばかりだ。
まずは紙ものディーラーDのところへ。
先週プレゼントした看板は、ちゃんと仕事をしていた。が、新たな需要を発見したので、またなんか作るよ。
あまり見かけたことのない女性が、リネンをたくさん売り出していた。
店頭にあったカラフルな布が目を惹いたので広げてみると、
なんか危ないものを吸っちゃった、みたいな目つきの猫たちの絵のティータオルだった。
なにこれすごくいい!
他のティータオルがぜんぶ1960年代の品だったので、おそらくこれも1960年代。
とりあえずこれは買うことにして、スタンドの中も見ることに。
紙タグがついたままのデッドストックのトーションには、Argenterieと織り込まれている。シルバー製カトラリーを拭くための布巾だ。
グラス用と食器用と手拭き用が分かれているのは知っていたけれど、カトラリー用もあったのか。
紙タグに書かれた屋号がこれまたいい、Aux dames de Franceだって。
これ、買ってきて刺繍してプレゼントされなかった品物?それとも、刺繍されているのはレストランの屋号で、納品されずに眠っていたのだろうか?不思議。
これまたデッドストックの、バスク織りのトーションも発見。
シールがいっぱい貼ってあって最高。常に綿麻の混紡だったんだね、この手の織地は。
緑と白のダミエ模様のランチョンマットは、リネンのナプキンとセット売りだった。
3辺はミシン縫いで、なぜか1辺だけ手でかがってある。2枚とも。なんでだろう。
前に古いチェーンを買ったことのあるスタンドで、またいいいのを見つけた。今回は3本も。
おそらく1940年くらいまでのもの。中央の、華奢な楕円が連なったものはもっと古いかも、1900年ごろ?
撮影の前にさっさとサングラスホルダーに仕立ててしまったので、完成品の様子もあげておく。
昔の銀メッキのチェーンは、細いタイプのものでも陰影の表情が豊かで、趣があって好きだ。