パリ14区(Bd. du Montparnasse)のブロカント | 2021/07 その1

メトロ4番線のVavin駅とモンパルナス駅の間でのブロカント。
ここに来るのは4ヶ月ちょっとぶりだ。

Vavin駅の階段を上ったすぐのところに、灰皿やピッチャーなどのカフェ業務用品を売るスタンドが。
けっこう面白い品ぞろえだったので、じっくり時間をかけて2点を選んだ。

1960年代Vérigoudストロー立て

ミルクガラス製のストロー立て。

2色でプリントされた、ソーダ飲料Vérigoud(Very goodをもじったネーミングと思われる)のイラストがかわいい。版ズレもかわいい。

10年前にも1個、これと同じものを見つけて買ったことがある。

1950年代Loterie Nationale灰皿

もう1つは、ロトくじのロゴ入り灰皿。

ふだん灰皿にはあまり興味がないのだけれど、これは灰皿っぽくない。むしろ「波打ったリムの小皿」と言えそうなデザインで気に入った。直径13cm。

鮮やかなターコイズブルー色もいい。ゆで卵を縦半分に切ったのを並べたらきれいだろうな。

1960年代の品で、フランス東部のSt-Clémentの窯で作られたようだ。


ヴィンテージディーラーLのスタンドは、モンパルナス駅のすぐ横にあった。

1980年代ドイツ製スカート

ここでは、オレンジ色に近い朱赤のスカートを買った。

ドイツ製で、おそらく1980年代の品物。ダマスク織りのコットン地とは、めずらしい。

このスカートのウエスト周りには最初、奇妙な感じに何本もの凧糸がついていた。

店頭ディスプレイで吊り下げられたのかなと思ったけれど、それにしても不思議な付きかたで、スカート本体に縫い込まれている紐もある。

小売店はディスプレイのためにここまでしないよね… あ、もしや、縫製アトリエで、仕上がり見本として天井から吊り下げられていたサンプルだとか?とにかく不思議な紐だった、洗濯の前に取っちゃったけど。