メトロ4番線のVavin駅とモンパルナス駅の間でのブロカント。
ここに来るのは4ヶ月ちょっとぶりだ。
Vavin駅の階段を上ったすぐのところに、灰皿やピッチャーなどのカフェ業務用品を売るスタンドが。
けっこう面白い品ぞろえだったので、じっくり時間をかけて2点を選んだ。
ミルクガラス製のストロー立て。
2色でプリントされた、ソーダ飲料Vérigoud(Very goodをもじったネーミングと思われる)のイラストがかわいい。版ズレもかわいい。
10年前にも1個、これと同じものを見つけて買ったことがある。
もう1つは、ロトくじのロゴ入り灰皿。
ふだん灰皿にはあまり興味がないのだけれど、これは灰皿っぽくない。むしろ「波打ったリムの小皿」と言えそうなデザインで気に入った。直径13cm。
鮮やかなターコイズブルー色もいい。ゆで卵を縦半分に切ったのを並べたらきれいだろうな。
1960年代の品で、フランス東部のSt-Clémentの窯で作られたようだ。
ヴィンテージディーラーLのスタンドは、モンパルナス駅のすぐ横にあった。
ここでは、オレンジ色に近い朱赤のスカートを買った。
ドイツ製で、おそらく1980年代の品物。ダマスク織りのコットン地とは、めずらしい。
このスカートのウエスト周りには最初、奇妙な感じに何本もの凧糸がついていた。
店頭ディスプレイで吊り下げられたのかなと思ったけれど、それにしても不思議な付きかたで、スカート本体に縫い込まれている紐もある。
小売店はディスプレイのためにここまでしないよね… あ、もしや、縫製アトリエで、仕上がり見本として天井から吊り下げられていたサンプルだとか?とにかく不思議な紐だった、洗濯の前に取っちゃったけど。