6月後半の11区、同じ場所でのブロカントは半年ぶり。
なんとか今月中には6月分を書き終えたく、ハイピッチで更新中。
メトロを降りて駅前広場に出たらすぐに、ヴィンテージ服ディーラーLのスタンドがあった。
あいさつしようと近寄ると、きれいなグリーンの服を手に持って店出し中のようだ。
えっなにそれいい見せて、と鏡の前で顔うつりを確認し、もうつかんで離さなかった。ちっとも店出しされなかったね。
1960年代後期から1970年代初期あたりの、Louis Féraudのシルク地キャミソール。
これが私のLouis Féraudコレクション第一号だ。Guy Larocheは好きで何着も持っているけれど、Féraudには今まで心惹かれるものがなかった。
八百屋さんの古い日除けみたいなストライプ模様。
脇にボタンがついているのだけれど、これを自分だけで留めたり外したりするのはけっこう大変である。あと、めっちゃギリギリサイズのため、これを着たければ1ミリも肥えられない。
さて、緑のキャミソールを持ったまま、落ち着いて端から順にラックをチェックする。
おや、なんだか見覚えのあるニットの編み地… ?と手に取れば、これは、前に買った黒いトップの色ちがいではないか!!!
ブランドタグも素材タグも健在。ニット部分がリネン(洗濯時に繊維が抜けまくるからリネン混だろうとは思っていた)、布帛部分がコットンってことかな。
最初に買った黒い方は、もしかしたら工場出荷時の検品でキズもの扱いになってタグが付かなかった個体なのかも。大きめの穴があったし。
4ヶ月前に13区のブロカントで買った時には、これがピエール・カルダンのものとはつゆ知らず。1980年代の品物と思っていたけれど、タグのロゴの様子から、むしろ1970年代後半ではないかとLは言う。
最後にもう1点、1980年代のシルク地のトップも購入。
鮮やかなグリーンに、白ではなくて淡いブルーの水玉模様。
前身頃に脱色のような色むらがあるので、同じ色のシルク用染料で染めて馴染ませられれば、と思う。