6月にティエリー・ミュグレーの真っ赤なワンピースを買ったショールームを再訪した。
コロナのロックダウン期間が2ヶ月あったせいで、フランスでは夏のセールが後ろ倒しになっていて、7月15日が公式のセール開始日。
このモンマルトルのショールームもセールをすると言っていたので、はりきって初日に予約をした。
1970年代後半のポリエステル地ワンピース。袖のリボンがかわいい。
なんと、めずらしいフィンランドのブランドのもの。
ほどよく抽象的な、爽やかな花柄プリントだ。洗濯機で洗えてすぐ乾くし、アイロンいらずなのもいい。
最高に陽気なプリント地の、1980年代のフランスのスカート。
パリのメーカーで、おそらくSentierの服問屋街にあったブランドだろうと言われた。
こちらも洗濯機で洗えて、アイロンいらず。プリーツもしっかりしている。
1980年代の花柄シャツ。コットンとポリエステルが半々で、しっとりした感触の生地でできている。
ブランドタグが凝っていて(タグ自体が高そうだな)素敵である。
下2個のボタン位置がおかしかったので外して縫い直し、袖口の小さく裂けていた部分を刺繍で補修した。
1980年代のGuy Larocheのシルク地ブラウス。
これも洗濯機で洗ったが、色移り防止シートを入れていても白靴下が薄いピンクになったくらい、めちゃくちゃ色が出た。
アームホールにお直しの跡があることに、アイロンがけの際に初めて気づいた。長いこと大事に着られていたんだな。
1980年代のNina Ricciのシルク地ブラウス。
袖口の布が同色系統のペイズリー柄で、背中の中央のスリットからも同じ布が覗くという凝ったデザイン。透明感のある上品な発色は、シルクならではだと思う。ポリエステルではこうはいかない。
これは洗濯機で洗ってもたいして色落ちしなかった。