パリ18区のヴィンテージ服ショールーム | 2020/07

6月にティエリー・ミュグレーの真っ赤なワンピースを買ったショールームを再訪した。

コロナのロックダウン期間が2ヶ月あったせいで、フランスでは夏のセールが後ろ倒しになっていて、7月15日が公式のセール開始日。

このモンマルトルのショールームもセールをすると言っていたので、はりきって初日に予約をした。

1970年代後半フィンランドMustapiikaワンピース

1970年代後半のポリエステル地ワンピース。袖のリボンがかわいい。

なんと、めずらしいフィンランドのブランドのもの。

ほどよく抽象的な、爽やかな花柄プリントだ。洗濯機で洗えてすぐ乾くし、アイロンいらずなのもいい。

1980年代Fakirスカート

最高に陽気なプリント地の、1980年代のフランスのスカート。

パリのメーカーで、おそらくSentierの服問屋街にあったブランドだろうと言われた。

こちらも洗濯機で洗えて、アイロンいらず。プリーツもしっかりしている。

1980年代Charles Richard花柄シャツ

1980年代の花柄シャツ。コットンとポリエステルが半々で、しっとりした感触の生地でできている。

ブランドタグが凝っていて(タグ自体が高そうだな)素敵である。
下2個のボタン位置がおかしかったので外して縫い直し、袖口の小さく裂けていた部分を刺繍で補修した。

1980年代Guy Larocheシルク地ブラウス

1980年代のGuy Larocheのシルク地ブラウス。

これも洗濯機で洗ったが、色移り防止シートを入れていても白靴下が薄いピンクになったくらい、めちゃくちゃ色が出た。

アームホールにお直しの跡があることに、アイロンがけの際に初めて気づいた。長いこと大事に着られていたんだな。

1980年代Nina Ricciチェック柄ブラウス

1980年代のNina Ricciのシルク地ブラウス。

袖口の布が同色系統のペイズリー柄で、背中の中央のスリットからも同じ布が覗くという凝ったデザイン。透明感のある上品な発色は、シルクならではだと思う。ポリエステルではこうはいかない。
これは洗濯機で洗ってもたいして色落ちしなかった。