HermèsデザインのUTAキャビンアテンダント制服

ほぼ2年前にパリのブロカントで見つけた、UTA航空の制服ワンピース。
外出禁止で時間はたくさんあるので、ようやく修復に取りかかった(ちなみに、材料は1年以上前に買ってあった)。

ネットで参考資料を探しまくったのだけれど、

見つかったのはこの写真と、

この集合写真のみ。
前身頃の黒いレザーのベルト部分を作らないといけない。

四つ葉模様の葉のサイズやボタンの直径をもとに、ベルト中央のロゴの高さやベルト本体の太さを計算して、より一般的な数値になるように端数を切り捨てたりして、このような↓型紙を作った。

日本の東急ハンズで買った合成皮革シートを実寸より余裕を持って大きめに2枚切り、細かくピン打ちしてしつけ縫いして、本縫いはミシンを手回し。

本縫い後、しつけ糸を外して、裁ちバサミで縫い目の外側2ミリくらいのところを慎重に切り、ベルト穴を開けた。

最初に作ったものはやや短くて、脇のベルトループまで届かず不格好だったので、翌日にまた最初から作り直した。

エルメスデザインのUTA航空CA制服(1978年)

中央のロゴ部分はまだ作っていない(刺繍で作って取り外し可能にしようかと思う)。