Air Franceの世界地図

先のクリスマスで私が夫に贈ったプレゼントは、11月末の11区のブロカントで見つけた。

2種類あって甲乙つけがたく、どちらもとても欲しそうだった(が、予算不足だと言って買わず)。

では私からクリスマスに贈ろうと翌日に1人でこっそり再訪し、1点のみ購入した(さすがに高くて両方は買えない)。私が買ったということが夫にバレないよう、Dには「他のお客さんが買った」という芝居を打ってもらう約束をした。まだクリスマスまで1ヶ月あったのでね。

Air Franceのサービス概要リーフレットで、裏面は世界地図になっている。
両サイドがきれいにカットされているものの、新品同様の美品なので、額に入れて飾られていたのだろう。

ロゴがまだRoger ExcoffonデザインのAntique Olive Nord書体ではないので、1957年以前のもの。

当時使用の機体Lockheed ConstellationとVickers Viscountの就航が1953年なので、1953年以降。

…と、いつものように調べていたら、後日入手した同じ品(状態は劣るがカットなしの完全版)の裏側に、1955年8月発行の印を発見。だいたい予想どおりだ。

女性のファッションに1950年代を感じる。

ファーストクラスには2段ベッドがあったのか、すごいな。

冷戦の真最中でソ連の領土にはうかつにに近寄れない時代なので、ドカンとロゴを入れちゃう。

当時の東京の国際線の様子。

この飛行機のイラストが、おもちゃのパッケージの絵みたいで好きだ。
版ズレにも速度の表現を感じる。