お皿の売り主は50歳くらいの女性だった。彼女の祖母の持ち物だそうで、大事にされていたのがよくわかる。
手前のアーモンド型の皿はRavier(ラヴィエ)といって、オードヴルを盛るのに使うのだとか。地が薄いカフェオレ色に変色している。
4つの微妙に違う構図・モチーフで構成されたシリーズで、ヨット・城・教会・木の4種類。幼い頃、大家族で集まって食事の時には、自分のお皿は必ずヨットと決めていたのだと、懐かしそうに話してくれた。
(Saint-Maur-des-Fossésにて)
中央の哺乳瓶は、表面がぼこぼこでいい表情。1940年代のもの?
(Saint-Maur-des-Fossésにて)
底が花形のジャム瓶。(Tremblayにて)
左奥のガラスの計量カップ(1950年代のもの)は、ずっと欲しかったので見つけた時は大興奮。
(Saint-Maur-des-Fossésにて)
手前の丸いのは、花を生ける時に使う、剣山のようなもの。
(Saint-Maur-des-Fossésにて)
食後酒用の蓋つきカラフとグラスのセット、1960年代製。
セットのグラスと同じデザインの、透明で大きなグラス。
(Tremblayにて)
これは、パーティーの時にグラスの脚につける目印。
有名日刊紙の名前なので、例えば自分のグラスを見失った時は「誰か、L’Equipeのグラス見なかった?」とか訊けばいい。
最近たまたま読んだ日本の雑誌にも載っていて、ちょうど気になっていたところ。
(Saint-Maur-des-Fossésにて)
PMU(日本でいうJRA)の刻印入りのパンチ器具。
これで馬券にパチンパチンと穴をあけたんだろう。
(Saint-Maur-des-Fossésにて)
ミルクガラス製のデミタスカップ。
(Saint-Maur-des-Fossésにて)
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