Stohrerのお菓子

よく買い物に来ている、Montorgueil通り商店街。

近くに住んだことはないのに、なぜか通っている。
気に入っているチーズ屋、八百屋、魚屋、イタリア総菜屋がそれぞれ1軒ずつあって、何かと便利な小さめのスーパーが3軒ほど。

この日は買い物ではなくて散歩。
老舗Stohrerの前は素通りできず、おやつを購入。

ストレーといえば真っ先に挙がるお菓子は、Puits d’amourかBabasだけれど。

店の入り口に、パリのエクレアを比較・評価した某紙の記事が貼ってあるので見てみると、ここストレーのエクレアが上位にランクインとな、それは気になる。

「すぐ食べますか？」と訊かれて素直にはいと言うと、紙ナプキンに載せてこうやって渡される（後でゆっくり食べたい場合には注意！）。

端から端までチョコレートクリームが詰まっていて、ずっしり。
やや洋酒が効きすぎているような気もするけれど、古典的で正統派のエクレアというと、こんな感じなのかも。

LA MAISON DU CHOCOLATの洗練された味のエクレアは最高だけれど、値段が4ユーロ台後半。このエクレアは3ユーロ台なので、有名店にしては良心的な価格設定。

エクレアだけというのもなんなので、もうひとつ買ったのがこれ。

Chocococoという焼き菓子。
チョコレートとココナツはフランス人が好きな組み合わせらしく、よく見かける。そういえば最近、Bonne Mamanもこの組み合わせでタルトレットを発売していた。

しっとり、かつ空気を含んだ生地にココナツの繊維感、とても好みの質感だ。
このボリュームに一瞬ひるんだものの、ココナツとチョコレートの香りにうっとりしつつ、一気に食べてしまう。