デパートLE BON MARCHÉ(ル・ボン・マルシェ)の近く、やや下町情緒の感じられる静かなエリアにある、Les Terrines de Gérard Viéというレストラン。
その名のとおり、食事メニューもデザートもテリーヌが主軸。
前菜、魚のテリーヌ。
「テリーヌ型に詰めた肉料理」という程度の認識の私が描いた地味なヴィジュアルを、みごとに裏切るインパクト。半生のサーモン、白身魚、赤ピーマンの甘味、下に敷かれたバジルのソースが絶妙なハーモニー。おまけに大きさは、ハガキ大に等しい!厚みも3センチ近くあった。
寄りで見ると、この迫力。
前菜ではこの他に、豆の冷製スープ、フォアグラのテリーヌをとって、3人で少しずつ味見。どれをとっても、ていねいな仕事ぶり。
こちら、メインに頼んだ豚肉。
紙のサイズで言うと、A5版くらい?
空腹だったとはいえ、あの大きな魚のテリーヌの後。最後まで食べきれず、友人に手伝ってもらうことに(けっして小食な方ではないのだが)。
パンがおいしくて、メインを待ちながら調子に乗って食べたのもよくなかった。
友人の頼んだメイン、子牛のレバー。
バルサミコ酢の甘味と酸味、ベーコンの塩味が効いたソースが、柔らかいレバーと相思相愛。
デザートにはイチゴのテリーヌ1つを3人でシェア(満腹すぎて写真を撮るのを忘れた)。