5月の最終週に訪れた、パリ11区のブロカント。
この日は11区と20区で大規模なブロカントが3つ同時に開催、どこから行こうかと迷うほど。
まずは、Philippe-Auguste大通りのブロカントから。
ロゴ付きのカフェ業務用品が、よく目につく日だった。
炭酸水ペリエの瓶のキャップを象ったデザインの、カフェの灰皿。タバコをはさむ穴がないので勘定皿かなと思ったのだが、灰皿らしい。
このカモメのブローチは、1920年頃のもの。
貝殻か動物の角か、そういう天然素材を彫刻してある。ユーモラスな表情。
パスティスBergerのピッチャー。
注ぎ口にも欠け1つないとは、珍しい。
Bergerの黄色レーベルは1947年に誕生。このピッチャーも1950年代の物だろう、とのこと。
スイス軍の兵士用ウエストポーチ。
見るからに丈夫な革に、力強い縫い目。
両手を空けておきたいが、リュックやショルダーバッグは避けたい時(たまにそういう事がある)に便利。頑丈な作りなので、長く使えそう。
絵本も買った。ただ可愛いだけじゃない、哀愁ただよう動物の表情。
モスクワオリンピックのキャラクター、こぐまのミーシャが動物園に行く話のようだ。
「実はこわいんだけど、ハハハ…」みたいな、腰の引けたアライグマとか、
「あら、いらっしゃい。何時ものでいい?」とか言っていそうなこのリスとか。
Philippe-Auguste大通りからMénilmontant通りに入り、2個目のブロカントに突入。
4月に見つけたショップカードと同じ印刷だ、と飛びついた。
チョコレートのオマケに付いていたカードだそう。
真ん中にあるような「お仕事シリーズ」が欲しいと思って、ファイル30シートを全てチェック。
売り主の男性に「買うのはこれと、これと、これと…」と欲しいカードを伝えようとすると、「これ、シート売りの値段だから」と。11枚買うつもりが、60数枚も買う事になる。
コレクションしていた主が、全部のカードを画用紙に貼付けてあるので、剥がすのが大変。
2 Comments
ペリエの灰皿、かわいい。初めて見たかも。珍しいデザインだよね!
lechantierさま
私も初めて見た!同じデザインでプラスチック製のものが使われていたのは有名らしいけど、知らなかったわ…