20区在住のS&Sカップルを招いて鍋パーティー。
宴のメインは、日本で買って遥々パリまで運んだ美味しい日本酒、「春鹿 純米吟醸生原酒 零下二百十日熟成」。これを2人だけで空けるのはもったいない、誰か日本酒好きなフランス人も呼びたい、ということで、集まりを企画。
アペリティフに、Salon du fromage Hisadaで購入した、桜餅風味のモッツァレラチーズSakura Mochicoと、山羊乳フレッシュチーズの柚子まぶし。印象派の画家モネが愛用したのと同じ、Creil & MontereauのJAPONシリーズの皿で。
このサクラ・モチコは以前、試食した時に美味しかったので覚えていた。
フランス人2名も絶賛の桜風味。シェーヴル×柚子の方は、まるでフローズンヨーグルトのような軽さとさわやかさ。
他にアペリティフとして準備したのは、
Kiriチーズの味噌漬けに胡麻まぶし
Babybelチーズの味噌漬け
塩豆腐にアボカドと海苔と胡麻油
鶏ハムの梅シソ巻き
春鹿の「奈良漬け薫製」
(牛肉のタタキマリネも作ったが、マリネ液のニンニクの量が多すぎて日本酒と合わず、残念)
数年前に大阪の道具屋横町で面白がって買った竹製ツミレすくいが、満を持してデビュー!
鶏腿肉・生姜・葱・レンコン(すりおろしと刻んだのと半々)・卵・片栗粉で作ったツクネを、このツミレすくいで鍋に落とすのが楽しかった。
19世紀製Cul noirの保存瓶、1930年頃のオーブン皿、日本の昔の塗りの皿、備前焼の徳利… 時代も空間もバラバラな食器が勢ぞろい。
デザートは、S氏が見つくろってくれた上等のビオの木苺シャーベットと、フィナンシェ。この他、私が用意していたバニラアイスの古々美醂(福来純の10年熟成味醂)がけも。