この夏、新しいコツを友人Hさんに習い、久しぶりにラタトゥイユを作った。
私はラタトゥイユには、生のトマトをほとんど入れない。水っぽくなって味がぼんやりするのが好きではない。赤パプリカ多めに、ズッキーニとタマネギとナスで作って、途中でセミドライトマトか濃縮トマトピュレを少しだけ加えていた。
教わった新しいコツは、ナスだけを別に、じっくり火を通すこと。
今までは、1,5cm角に切った野菜を、火が通りにくい順に炒め加えていく方法で作っていた。このやり方でも十分美味しく出来るのだけれど、オリーブオイルを足し続けるので油っぽくなるのが難点。
茄子を中火でじっくり炒め(20分以上かかったと思う)ながら、別の鍋に同時進行で、タマネギ、ズッキーニ、パプリカの順に火を通していく。タイムと塩を加えつつ。
火の通ったナスを残りの野菜の方の鍋に加えて味を見て、濃縮トマトピュレかトマトコンフィを少々加え、バルサミコ酢、醤油、蜂蜜などで味の調整をする。
この方法だと、野菜の形がキリッと残ったままで、都会的で繊細なラタトゥイユに仕上がる。
Enzo Mariの青いココット鍋を使った。
ちょっと調子に乗ってタマネギを入れすぎ、白っぽい仕上がりになっているけれど、味はなかなか。ローストチキンと合わせたり、冷やしてそのまま食べたり、毎日でも飽きない。
Hさん作の「鱈のベーコン巻き、ラタトゥイユ添え」は、ぷりっとした鱈の身にシャキっとしたラタトゥイユがピッタリで、とても美味しかった。冷えたロゼワインが進む、夏らしい料理。
2 Comments
きれい♪私もラタトゥイユ好きでたまに作るのですが、もっと大きくカットしていて、すごく自己流;;;こんどこちらのレシピ見ながら作ってみま~す♪
小さめにカットすると火の通りも早いし、見た目もきれいなので得した気分です!
赤パプリカ多めがやっぱり美味しいですね~♪