11月のパリ12区。Nation駅から放射状に伸びる大通り2本にまたがるブロカント。
まずはBoulevard Diderot大通りにて、Cul noirのボウルに遭遇。これの価値に無頓着な売り主で、今まで手に入れたCul noirの中では最安値を提示され、値切る必要もない。
手描きの花模様が可愛らしい、小さなボウル。これもCul noirと同じスタンドで購入。
脚の形と模様の描き方から、19世紀末から20世紀初頭頃の物だろうと見当。
刻印を調べたら、1878年のGien製だった!
売り主は、自宅の納屋の整理をしたいという雰囲気の若者で、「これは… ほら有名なディゴワンってとこのやつだよ!」と言っていたのだが、ちがったよ。ままごと用にしては大きい気がするし、不思議なサイズ。
続いてFaubourg Saint-Antoine通り側へ。
カシス・リキュールのメーカーLejay-Lagoute Siscaの、販促用の灰皿。知人のスタンドで見つけた、1939年以前の物らしい。上から見ても横から見ても、かわいい。
同じく知人の所で買った、Sarregueminesの花形リムシリーズのラヴィエ(オードヴル皿)。確か2枚くらい持っていたよなと思ったら、3枚あったので、これで5枚になる。