9月末に北マレ地区のいつもの場所で開催された、ヴィンテージ服ディーラーKとJのポップアップストア。ファッションウィークが始まったばかりで、初日から賑わっていた。
Kに会うのは半年ぶりだ。
前回のポップアップストアで買わなかった方のグレーのパンツをいまさら欲しくなっていたのだが、ずいぶん前に売れたとの答え。そっか、じゃあ他に何かあるかなと探したものの、ピンとくる物がない。コートもジャケットもスカートもいろいろ試着したけれど、どれもいまひとつ決め手に欠ける。前日に行った別のポップアップストアでもこの状態で、何も買わずにさっさと出てきたのだ。なぜだ!(いや、買い物は強制ではないぞ??)
…理由は知っている。最近、自分の所有する衣類の数をきっちり調べてデータ化したら、恐ろしい数になったのでビビっているのだ。とにかくジャケットやアウターを買ってはいけない、場所を取りすぎる。
さて手ぶらで帰ろうかと思ったところ、2度も見たのにスルーしていたシャツの袖口が、ちょっと変わったデザインだったことに気づく。
レースアップだ!海賊のシャツみたいでいい!(どういう評価基準だ)
ドライクリーニング推奨なのに私が勝手に自宅で洗濯するのでシワになっているけれど、それでも上質な生地は上質。ちなみに、イタリア製造で水洗い禁止の綿や麻やカシミヤは、洗っても特に縮んだり歪んだりするわけではなくて、単に色落ちするからという理由のものも多い(合成繊維は縮むケースもあるので注意)。もちろん表面の風合いは新品時点に比べて変化してしまうけれど、そういう変化も含めて楽しめるのが古着の良い点だと思っている。
スタンドカラーで裾ストレートカット、細身なのでジャケットの下に着てモゾモゾしない。理想的だ。
紐の重なった部分は乾かすのに時間がかかるけど、まあいい。
似た型で同じ生地のシャツを持っているので、おそらく2008年とかそのあたりのコレクションだと推定。黒いシャツとブラウスは意外に持っていなくて、これが4枚目くらい。
今週末に大阪でポップアップストアを開くので、みなさんどうぞ遊びに来てください〜!