パリ4区(Pl. des Vosges)のブロカント | 2023/09

メトロSaint-Paul駅からBastille駅の間で春と秋に開催される4区のブロカント。いつも楽しみにしている。

土曜日に行ったものの何も買いたいものは見つからず。なぜか3人の知り合いに思いがけず遭遇したのは楽しかったのだけれど、友人ディーラーたちの中でJのスタンドだけを見つけられなかった。なぜだ。彼女から購入した服を着たところを見せたかったのに。

日曜日の朝に、Jから顧客一斉送信メールが送られてきた。「きのう私のスタンドを見つけられなかったみなさん、バスティーユ駅側の一番端っこにいます!」という内容。ははあ、私以外にもJのスタンドを見落とした人がいたのだな。

これは行かないわけにはいかぬ。絶対に見落としのないよう、バスティーユ駅で下車して歩くと、端っこすぐのところに彼女はいた。

再会を喜び、品物をチェックすると、私好みのブラウスがある。

みごとにふくよかな肩パッドに、バルーン風味のコウモリ袖。

Betty Barclayの、おそらく1980年代後半の品物。このブランドの服はいくつか持っているけれど、どれも品よくカッコいいので好きだ。


さて、Jの顔も見たことだし、友人LとBとNの合同スタンドへも寄ろうと向かっていたら、Lが正面からやってきた。彼女は外に出ようとしていたところだったのを、私が来たのでスタンドに戻ってくれるという。そうしてしばらく立ち話をしていると、また知り合いに遭遇。今回のブロカントでは4人の知り合いにばったり会ったことになる。

Bの品物から、サーキュラースカートを選んだ。

いい模様だ。少し長めなので、ブーツと合わせて敢えて秋に履くのもカッコイイ。

1970年代の品物と推定。

Lのラックからは、3区の大ブロカントで見たけれど、まだ売れていなかったシャツを購入。

白地にグリーンの細かい水玉模様で小さめの襟、裾はストレートカットと、長所しかない1980年代のシャツだ。

こういう真面目な綿素材できっちり縫製されたシャツって、最近あんまり見かけない。