メトロSaint-Paul駅からBastille駅の間で春と秋に開催される4区のブロカント。いつも楽しみにしている。
土曜日に行ったものの何も買いたいものは見つからず。なぜか3人の知り合いに思いがけず遭遇したのは楽しかったのだけれど、友人ディーラーたちの中でJのスタンドだけを見つけられなかった。なぜだ。彼女から購入した服を着たところを見せたかったのに。
日曜日の朝に、Jから顧客一斉送信メールが送られてきた。「きのう私のスタンドを見つけられなかったみなさん、バスティーユ駅側の一番端っこにいます!」という内容。ははあ、私以外にもJのスタンドを見落とした人がいたのだな。
これは行かないわけにはいかぬ。絶対に見落としのないよう、バスティーユ駅で下車して歩くと、端っこすぐのところに彼女はいた。
再会を喜び、品物をチェックすると、私好みのブラウスがある。
みごとにふくよかな肩パッドに、バルーン風味のコウモリ袖。
Betty Barclayの、おそらく1980年代後半の品物。このブランドの服はいくつか持っているけれど、どれも品よくカッコいいので好きだ。
さて、Jの顔も見たことだし、友人LとBとNの合同スタンドへも寄ろうと向かっていたら、Lが正面からやってきた。彼女は外に出ようとしていたところだったのを、私が来たのでスタンドに戻ってくれるという。そうしてしばらく立ち話をしていると、また知り合いに遭遇。今回のブロカントでは4人の知り合いにばったり会ったことになる。
Bの品物から、サーキュラースカートを選んだ。
いい模様だ。少し長めなので、ブーツと合わせて敢えて秋に履くのもカッコイイ。
1970年代の品物と推定。
Lのラックからは、3区の大ブロカントで見たけれど、まだ売れていなかったシャツを購入。
白地にグリーンの細かい水玉模様で小さめの襟、裾はストレートカットと、長所しかない1980年代のシャツだ。
こういう真面目な綿素材できっちり縫製されたシャツって、最近あんまり見かけない。