復活祭の3連休の最終日は、13区のイタリー広場から延びる大通りでのブロカントへ。夕方にパリ4区で髪の毛を切ってもらう予約をしていたので、少し早めに家を出て見に行った。スキマ時間にブロカントに寄れるように颯爽と回り道をする私、やっぱりちょっと頭がイカれているのかも。
前に来たのは8ヶ月前だったね。
あちこち工事中なので迂回しながら進むと、軍ものディーラーGのスタンドがあった。
大きなトタン壁に阻まれた、通行人から見えにくい場所だったのだが、その代わりに広めのスペースをもらっていた。スッキリしていてとても見やすい。
グレーのワークジャケットが気に入ったので購入。
フランス製だけれど、ドイツ語で「綿」と書いてあるので、輸出用の品物だったのかも。時代は1970年代後半から1980年代あたりかな。
このちょっと赤みがかったグレー、色気があって好きなんだよね。
坂の下まですべてのスタンドを見たはずなのに、折り返し戻ってきた時になって初めて気になったスタンドが。
暗いところにギッシリ衣類が詰まっていて入りづらい雰囲気なのだが、私の好きな青緑色の服が見えるぞ… と勇気を出して近づいてみたら、部屋着というか、パジャマっぽい。
部屋着なだけあって、肌触り極上のコットン。足首のリブは小さめで、ウエストがだいぶ大きいという不思議なサイズ。
たかが部屋着にも高価な刺繍ネームをつけるリッチな1980年代、恐るべし。
揃いでトップスもあったけれど、まったく好きじゃないテイスト(デカデカとダサいロゴ入り)なので辞退した。バラ売りしてくれる人で助かった。