MA-1とUSA軍ジャンプスーツ

ひさしぶりにネットショッピングをした。

アメリカ軍のフライトジャケット、MA-1をとうとう入手。

5年くらい前から欲しいと思っていたのだけれど、ブロカントで出会う品はサイズが合わないか状態が悪すぎるかで、買えていなかった(かといって街のミリタリー専門店に行ってみようと思うほどの物欲でもなく)。B-3とG-1は持っているのに、いちばん有名なMA-1を持っていなかったという不思議。

ある店舗の閉店セール案内でたまたま見かけ、いまを逃すともうチャンスはないと思い購入。軍支給品ではない民間企業製だけれど、作りの丁寧なピカピカの新品だ。

じつはずっと、この内側の面を表にして着たかったのだ。鮮やかなオレンジ色のアウターって意外にないから。

冬の間は人類の9割が黒いダウンジャケットを着ている気がするので、もう最近はダウンの基本構造そのもの(=水平方向に等間隔で中綿が縫い止められている)に食傷気味だった。ダウンコート持ってるけど出してないもんね、ここ数年。

ダウン並みの保温性を持ちつつ、ポケットがめちゃ充実していてしかもリバーシブル仕様。いいところしかない。

色ちがいで黒とか紺とかオリーブグリーンもあるのだが、黒と紺は内側のオレンジ色とのコントラストが強すぎるし、かたやオリーブグリーンだといかにも軍ものって感じで私にはくどい気がしたので、この濃いグレーを選んだ。

分厚いニットの上からも着られるようにSサイズ。薄着だと首周り肩周りがちょっとゆるくなる点には目をつぶろう。


上記MA-1と同時に買ったのが、ジャンプスーツ。いや、最初はこのジャンプスーツを買おうとして、ついでにMA-1を買い物カートに加えたんだったような気もする。

アメリカ軍の戦車隊員用で、1989年製造のデッドストック。XSだから、アメリカ人には小さすぎて使われずに残っていたのかな… 私には股下の長さがちょうどでうれしい。

フランス軍のジャンプスーツは今までに3着ほど入手した(これとかこれとかこれ)けれど、アメリカ軍のは持っていなかったのだ。

なんで戦車クルー用だと分かったかというと、背中がマジックテープで水平に大きく開いて、中の紐を引っ掛けてクレーン救出(火災時とか)できるようにデザインされているから。この仕組みは、5年前にヘリコプター&戦車乗組員用のフライトジャケットを買ったときに、元軍人のディーラーGから教えてもらった。

まあ、中のタグに書いてあるんだけどね、Combat Vehicle用って。