パリ18区(Pl. des Abbesses)のブロカント | 2021/06 その1

約9ヶ月ぶりのモンマルトルのブロカント。

3度目ロックダウン明け直後で規模はかなり縮小されていたものの、好きなディーラーたちが出店すると聞いたので楽しみにしていた。

いつもメールでお知らせをくれるJのスタンドで、素晴らしい色のパンツを発見(撮影がすごく難しくて、みごとに色が飛んじゃった)。

1980年代ショッキングピンクのコットンパンツ

いかにも1980年代なショッキングピンク色。
このとき奇しくもSaint Laurent rive gaucheのほぼ同じ色のパンツを履いていたのだけれど、夏用の素材でも探していたところ。メジャーでウエストのサイズを測って即決購入。

既視感あるデザインだなと思ったら、変形学生服のボンタンズボンだな。ウエストのボタンを移動させればどんなサイズの人でも履ける仕組みだった。


その後、友人Lのスタンドへ。
いつもどおり端から順に商品を見ようとして5秒ほどで、すごいのを発見。

これってL本人が着ていた私物ではないのか?と思いつつ試着して、本人に確認したらやっぱりそうだった。今朝とつぜん、売ってもいいかなという気分になって、自宅から持ち出したらしい。

1980年代ヒョウ柄レインコート

大きなショールカラーがフードにもなる、1980年代のヒョウ柄レインコート。

私には明らかに大きいので袖は長いしポケットはめちゃくちゃ下方… でもこの床スレスレの長さは最高。

2年前にもヒョウ柄の膝丈レインコートを買っているけれど、モンマルトルのブロカントではヒョウ柄に縁があるな。

撮影中によく見たら、内側のタグに何か書いてある… 「林」?ハヤシさん?!

身長180cm以上だったであろう林さんが、1980年代に着ていたコートなのか。これからは私が大事に着ます。

この長身サイズでコートに名前を書くってことは、林さんはファッションモデルだったのかな、と想像(仕事場で私服を紛失しやすいだろうから)。


おまけ。Lにもらった劇場用衣装(役名がDalles)のベルト。このあと洗濯を失敗してダメにしてしまったので、せめて写真をあげて供養しておく。