前日と同じブロカントに、日曜日にも行った。
晴れていたし、ほかに特にすることもないし、行けば誰か友人に会えるし、いいことしかない。
友人Lのスタンドで気になっているスカーフが2枚、まだ売れていない。めちゃくちゃ素敵なのになぜ。
もう私が買っちゃうよ!
1枚は白いシルク地に朱赤と黒のプリント。1980年代らしい強さ潔さ、かっこよさに痺れる。
もう1枚は、金色のメッシュ素材のもの。
これも1980年代。数年前に買ったアール・デコのカーディガンに似ているけれど、これはナイロンの糸で出来ていて、もっと軽薄な感じ。これはこれで好きだ。
さてもう帰ろうかなと歩いていたら、何やら賑わう一画がある。
昨日はこんなところにテーブルは出ていなかったよな…?
鮮やかな色の楊柳生地のシャツがあると思って手に取れば、
なんとJean Cacharelのブランドタグ付きではないか。
Cacharelは1958年創業だけど、Jean Cacharelタグだったのって直前までだったっけ?1957年とか?
けっこう色褪せているが、まあ60年以上前のシャツにしては良い状態。問題はサイズ表示で、44とあるが、これは34のまちがいでは…??肩幅34cmもない気がするんだが。
イタリアサイズの44だとMサイズくらいだけど、Mじゃないよねこれ。当時の人、ここまで小さかったのかね?
買い物2点目のシャツは、黄色。1970年代終盤か1980年代初期のものだと思う。
ピュアなレモン色で、好みど真ん中(秋色のオレンジ寄りの黄色は全然似合わないので好きじゃない)。小さな襟(襟の感じはGaston Jaunetの紫のブラウスに似ている)、ストレートカットの裾も最高。
3点目は、水色のコーデュロイ地パンツ。1970年代のLevi’sである。
タグはBig Eの白。
サイズ表示があるはずのパッチが紛失しているので、試着はせずにメジャーで測ってOKと思ったんだが、やっぱりちょっと大きい。色とか肌触りは大好きなんだけどな。
最後に、前日にハンガリー風刺繍ブラウスを買った、Jのスタンドにも寄る。
真っ赤なフレアスカートが急に気になる。花びらのような大きめのポケットもついていて、イタリア製。
少し気になった汚れは、洗濯したら目立たなくなった。が、色止めが全くされていないのか不十分なのか、史上最高に水が真っ赤になってびっくりした。
洗濯のたびに褪色したら悲しいし、色止めしてみようかなと思っている。シルクの色止めには慣れているのだが、コットンはあんまりやったことないんだよな、大丈夫かな…