パリ11区(Bd. Beaumarchais)のブロカント | 2021/03 その1

ここでのブロカントは1年ぶり
もうすぐロックダウン1周年だねえ、とか話していた。

久しぶりに顔を見る業者も多くて、私が心の中で「ロシア屋さん」と呼んでいる夫婦も出店していた。
週3で着たおしていたらとうとう穴が空いてきた、あのカットソーを買わなければ。

旦那さんがロシア出身、女性はおそらくフランス人であろう夫婦が営む、ソ連色バリバリのスタンド。
こぐまのミーシャをはじめ、何度か買い物をしている。

ロシア軍のカットソー

まさかここで出会えるとは思わず自分のサイズを覚えていなかったものの、ムッシュー・ロシアはサイズの見立てが的確で驚いた(胸囲92表示が私に合うサイズらしい)。

今まで着ていたものよりも滑らかな手触りのコットンで、訊いてもいないのに「アフガニスタンのコットン製」と言われた。
とにかくこれで新しいのが買えて安心。


次に会ったのは、これまた久しぶりの軍ものディーラーJ。
いつもどおり、おしゃれで小綺麗なスタンドを構えていた。

1970年代シャツ

夫のサイズだとピンと来たシャツがあったので、さっそく着てみてもらう。

彼は肩幅が小さくて胸囲は普通にあるので、合うサイズを見つけるのがなかなか難しいのだ。

お、思ったとおりピッタリではないか。しかも裾はストレートという理想的なデザイン。

1970年代のシャツで、くたびれたコットン・フランネルの風合いがかっこいい。

これは買っておいた方がいいよと念押ししたら、買っていた。


最後に、女性ヴィンテージ服ディーラーJのスタンドへ。
ハンガリー風の刺繍ブラウスがたくさん店出しされていたので、ラックに飛びついた。

1970年代ハンガリー風刺繍ブラウス

けっこう長いこと探していたのだ。

試着をせずに買ったので家で改めて着てみたら、アームホールが意外にタイトで驚く。

そもそもまったく立体的な型紙ではない上に、袖幅が上から下までほぼ同じである。そりゃ動きにくいわ。