セーヌ河岸のブロカントかと勘ちがいしていたら、サン=ルイ島に架かる橋の上での開催だった。ここには初めて来た。
スタンド数は30くらいだったかな、人通りはあるものの、そんなに賑わっているようには見えず。
パリ4区はすべての道で歩行者もマスク着用義務のお触れが出たばかりで、ブロカントの入口にマスク着用チェックをする人が立っていた。
紙ものディーラーDのところではスズメバチの襲撃を避けつつ(白い服で出かけたのになぜ寄ってくるのだ…)、少し話した。
パリ地方の紋章一覧表。もちろんパリ市の紋章もある。
さて、時代はいつかなーと調べていたら、この分割方法って、アンシアン・レジーム(フランス革命前)じゃないのか?
パリ地方は革命後はSeine県,Seine-et-Oise県、Seine-et-Marne県の3県に分割されたはずなのだ。
ということで、思っていたよりもずっと古かった、18世紀半ばあたりだ。ただし、学校の歴史の教材だった可能性を考えると、予想していたとおり、19世紀後半あたりということになるのかも知れない。
他のスタンドも見たけれど、特に何も欲しいものはなく。さて帰ろうかと思ったら、なんだか素敵なスカーフが売られている。
インドの古いシルク地サリーをリサイクルして、大判のショールやスカーフに仕立て直したという。
気になる柄のをすべて広げて見せてもらい、2点購入。
長さは180cmだったか、とにかく大きい。